言葉のさんぽ道

~気ままに写真とゲームの話題が更新されるはず~

映画「デイ・アフター・トゥモロー」感想

要約すると大自然の前には人間なんて為すすべが無いよねってお話(?)。でもそんな極限状態でこそ愛は奇跡を起こすのです、といういかにもアメリカンな話か?いや違うか・・・。
これもまたCGが凄いやって感じの映画でした。オオカミとの格闘はあれもCGだったんかな。実物だったら凄いんだが。終盤で急速に世界が凍り付いていく中、建物の中に逃げ込むシーンがあったけど、ドキドキするというより笑ってしまった。走って逃げれるんかいwwみたいな。
そして自分が一番胸が詰まってしまったシーンは主人公の妻(医者)が、重病の患者(子供)に移送用の救急車が来るのを待つ、というシーン。勿論世界は天変地異で大変な環境で、救急車も来るかどうか解らんし他の医者も看護婦も皆逃げた状態で彼女は待つわけですよ。で、自分はそんな彼女の行動に感動した訳ではなくて。一人取り残されそうだった子供の胸中を考えた時に、胸がつまってしまった訳ですよ。歳をとると涙腺が緩くなるとかいうけど、違うと思うんだよね。子供ができると映画の中の子供に自分の子供を重ねてしまって過剰に感情移入してしまうんだよ。だから映画の中で患者の子供と医者の元に救急隊員?が駆けつけた時は「おーすごい、良かったなあ」なんて素直に思ってしまったもの。今までの自分だったら絶対「いやこんな状況で患者一人のために駆けつけるとかありえんだろw」と言ってそう。


しかしさすがに子供の為に豪雪の中アメリカ縦断する親父(主人公)には共感できなかった・・・。あの親父スゲェ。
まぁそんな訳で総評としては「シムシティしたくなった」というところでございます。飽きたら災害モードだよね!(不謹慎)