言葉のさんぽ道

~気ままに写真とゲームの話題が更新されるはず~

終電。

金曜日、お客様との打ち合わせで深夜遅くまでお仕事。時間は23時45分。終電ギリギリか・・・っ!というタイミング。何とか品川までの電車には乗れたが品川→横浜間で電車のトラブルにより遅延が。それはそれで横浜までは行けるので問題ないのだが、問題はその後。横浜→仲町台までの電車があるのかって事だ。
電車遅延のせいで超混んでるわ終電タイムなのに遅れてるわで皆のイライラもピーク。案の定電車降りる時に「足踏んだ」だの「押すな」だので言い争い勃発。しかもそれが階段前だったもんで人の波に揉まれながらの喧嘩。人の波も迷惑そうに避けつつ押し進む。遠巻きから「こんなトコで喧嘩すんじゃねーよ!終電乗り過ごすだろうが!」という皆の思いを代弁したゴモットモな叫びもこの時は火種にしかならないって事で皆渋い顔。きっと(余計な事言うんじゃねーよまた喧嘩になるだろうが・・・)なんて思ってたに違いない。少なくとも自分はそう思ってた。
そんなこんなで階段抜けて改札抜けてダッシュで都営地下鉄まで走ったのだが・・・。結論から言うとニアミスった。横浜→新羽(仲町台の一駅手前)の最終電車に滑り込む。仲町台まで行かない事に落胆を覚えるも、一応終電に乗れた事に安堵する。しかしどう帰ろう。携帯の電池は切れている(充電し忘れ)ので相方は頼れない。タクシーは何だか勿体無い。携帯の電池パック買うのも気が引ける。
出した結論は「歩く」。一駅なら何てこと無いじゃーん、って思った貴方の考えは甘い。甘すぎる。最近流行の塩キャラメル並に甘甘です(あれって美味しいの?)。新羽→仲町台の間には山が挟んでいて、歩くと相当しんどいのでございますよ。前回はうっかり山を越えようとして(だってEzNaviがそのルートを指しているんだもの)、灯り一つ無い獣道に入り込み危うく遭難しかけた若さ故の過ち的な思い出があります。今回は前回の反省を活かし、比較的交通量の多い迂回ルートを進む事に。寒空の中必死に歩く自分を次々とタクシーが追い抜きます。それからしばらくすると終いには次々とタクシーが戻ってきてやんの。あれ、俺どんだけ歩いてるんだろうって錯覚に陥ったりします。畜生、格好つけずにタクシー乗れば良かった!でも俺の小遣いに大打撃!ええい俺の体力と小遣い、どっちが大事なんじゃー!とか半ば錯乱しながら孤独な戦いを続ける自分。完全に怪しい人です。
まぁなんとか無事に我が家に帰宅できたので良かったのですが、こんな体験はもうこりごり。次こそはちゃんと終電の時刻を確認しようと思った次第でした。