言葉のさんぽ道

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映画「容疑者Xの献身」感想

なかなか良かった。具体的にどう?と聞かれると返答に困ってしまうけれど、全体的に「映画を見ているなあ」と思わせる内容だった。意味不明?
まぁ例によって箇条書きで。例によってネタバレ注意です。

  • ガリレオの登場人物が目立たず逆に良かった。作品を変に汚していない
  • ストーカー疑惑の所で「この流れはオペラ座の怪人と同じかー?」と思ってやや残念(愛憎劇はもう沢山)だったが、伏線になってて感心
  • 湯川と歩いている時に前回描写時と比較しホームレスが一人消えていたのもそういう伏線だったのかー、とこれまた感心
  • しかしトリック自体はどうとでも本人確認できるだろうしリスクも高いしお粗末だったような(例えば血液型や歯型がそもそも違う可能性も大だろうに)。つっこむのは野暮ってもんなのかな
  • 湯川が花岡靖子に真実を告げたのはどんな動機からなのかが見えない。そこはご自由に想像下さいということなのか。陳腐な正義感からではないと思うが…。石神のため?花岡靖子のため?
  • そういう意味では石神は罪を自分が背負って、花岡家は全てを忘れ幸せに、と言っているが……例え正当防衛だとしても、人を殺したという罪悪感を抱いたまま人は生活できるものなのだろうか。裁判を受け判決を受けるならまだしも、それも無い
  • 「赤い指」でも思ったことだが、罪を犯した子の将来のことを考えるなら、その罪を明るみに出すべきなんじゃないかと思うんだけどな。罪を隠したまま生きて、心に歪みは生じないんだろうか

そんな訳で色々な仕掛けや話自体のテーマをとってもなかなか面白かったですよ。