そんな訳で久々のお仕事ネタ。
TracLightningで複数プロジェクトが同一サーバ上にある時に、プロジェクトを指定して特定ユーザに管理者権限を与える方法について説明します。
まー何でこんな事をしなきゃならない事態が起きるかというと以下の経緯からなんです。
- プロジェクト作成時に汎用ユーザ(admin/leader/guest)が勝手に作られる
- adminユーザで必要なユーザを取り敢えず作る
- セキュリティ上は汎用ユーザは削除すべきらしい
- じゃあ汎用ユーザ削除しよう
- あれ管理者権限持ったユーザ居なくね?
ということです。ええ。
個人ユーザ作る時は管理者誰にするかちゃんと決めておきましょう。お兄さんとの約束だゾ☆
さて本題。
上記の状態だと管理者ユーザがいないので、当然Web画面の管理者ページが使えません。なのでコマンドプロンプトから管理者設定を行います。
TracLightningをCドライブ直下にインストールした前提だと、以下のようなパスになります。
trac-admin C:\TracLight\projects\trac\XxxProject permission add Hoge TRAC_ADMIN
※XxxProject … 管理者ユーザを設定したい対象プロジェクト
※Hoge … 管理者としたいユーザ
これだけでOKです。
まあTracLightningのアクセス制御とパーミッションの項目でちゃんと説明してくれているんだけど、「/path/to/projenv」をどう解釈すれば良いか分からなかったのでここにメモってみた!