言葉のさんぽ道

~気ままに写真とゲームの話題が更新されるはず~

昼休みの過ごし方

今日職場でひょんな所から学生時代の昼休みの過ごし方についての話題が上り、「昼休みは寝てましたね〜」やら「チャイムが鳴ると共に机に突っ伏してました」といった人が多く、自分もそのような高校時代を過ごしていた為共感を覚えたりした。


しかしよくよく話を聞いてみると彼らが休み時間に寝る理由は「友達が居なくて気まずいから」とか「誰かと話をするのが怖いから」とか、某所でネタにされるような暗黒の青春時代を経ての行為だったようだ。
「女子達がわざと聞こえるように『XXXって何時も寝てるよね(笑)』『寝たフリしてんじゃないの(笑)』『うわ。キモーイ(笑)』って言ってたりしましたね…」と、遠い目をして話す彼が二次元に走ったのはある意味自然の摂理なのかもしれない。
生物は生き残る為に、その身をその環境に適した性質へと変貌していくのである。何だかスケールの大きな話である(あれでも二次元に走ったら種は残せないんじゃね?)。


そんな人達、本当に居るんだ…と彼らの話に戦慄を覚えると共に、『いかんこのままじゃ俺もこのキモメン共と一緒にされてしまう!俺はリア充なのに!』と思い一応弁解しておいた。
当時はDIABLOというネットゲームが日本に上陸し、一大ブームを巻き起こしていた事。ネットをするのに電話線を介していた為、テレホーダイという限定的な定額課金システムを皆が利用していた事。その適用時間帯が23〜8時までの深夜帯だった為、必然的に夜更かしが多くなり(というよりほぼ徹夜の日々)、学校で寝る生活が続いたという事を説明した。


そんな訳で「お前らが友達が居ない学生生活を送っていた中、俺は友達いっぱい居たし(ネットの中で)www女の子ともメール交換したりしてイイトコまでいったし(ネカマかもしれないけど)www告白したら次の日から音信普通になったのはきっと照れちゃったんだな(イタイイタイ)www俺が皆よりリア充だったのは確定的に明らかwww」とリア充ぶりを説明してあげた。
やべちょっと可哀想な子達を前に自慢が過ぎたかなぁーと皆を見ると、数人が哀れむような目でこちらを見ていた気がするけどきっと気のせい。
駄目後輩なんかはニヤニヤして「必死だなwww」とのたまってきたので「お前もなー!」と吐き捨てグーパンチしておいた。2ちゃんかぶれになりおって…全くどの先輩に似たんだか。嘆かわしい。


しかし上記のような議論がなされたところで結局の所スイーツ(笑)の脳内では顔レベルが一定以下の人間は皆「キモ(笑)」であり余計なお世話だこのやろうなのである。
よって「どちらがよりキモイか」の議論は単にお互いの傷をえぐり合うだけで何も得る物が無く「あれ目から汗が」という神秘現象しか起きないので止めた方が良い。


尚この物語は50%がフィクションです。多分。