これまでのあらすじ
無事に少女をホロウと呼ばれる魔物から救出したえいぷり団。驚きと感謝を持って彼らを迎えてくれた少女は自らを巫女と紹介し、ウロビトの里へと案内してくれた。
でず「こんな森深くに建造物があるなんて、すげえ・・・w」
巫女に勧められた種や果実を食しながら、辺りを見回すえいぷり団。どうやら彼女以外の人間はこの里に一人も居ないようだった。そんな中、彼女から声をかけられる。
巫女「人間ってもっといっぱいいるの?みんなの里にはどれくらい人がいるの?」
おぜ(これは・・・どう答えたものか)
一同が一瞬返答を躊躇する。本当のことを話すべきかもしれないが、それを彼女はどう思うだろうか…。いつ外の世界に出られるかもわからない彼女に外の世界のことを話すのは酷かもしれない。そんな思い空気の中、首領が口を開いた。
首領「・・・それは貴方が大人になってから、自分の目で確かめると良いと思いますよ」
てん(大人な返しだ)
そー「さすがっす」
巫女は納得したようなしていないような、複雑な表情で首領を見つめていた。
おまけ
なゆ「ウーファンさんがすごい睨んでるけど」
ろご「まぁあんな言い方したら何れは外に出て行けと言ってるようなものだしね。ただ首領はもう面倒見る腹なんじゃないかな」
やれやれと言いたげな態度を見せるが、ろごすけの顔は何だか嬉しそうだった。
今日はオチなし