さて、じゃーそんな訳で早速クエストを進めるかのう。村長のおばばさんもリハビリ兼ねて簡単なクエストからやりんしゃいと言っとるし、そこは素直に従うんじゃよ。決して腰が痛いからではないんじゃ。
初クエスト「雪山草摘み」
さてさて何々…?依頼主は「兄弟思いの村人」と…。ぷぷー。自分で兄弟思いとか言うちょる。どんだけーじゃ。え?それはおばばさんが勝手に判断してそう書いたって?なんじゃいまぎらわしいのう。で、依頼内容は…「街に居る兄弟に村の特産品の雪山草を届けてやりたい。外はモンスターだらけなんで代わりに雪山草を5本採ってきて」と…。…なんでモンスターだらけの所にしかない草を特産品にしとるんじゃろうか…。あ、なんかおばばさんの目が怖い。はいはいやります。喜んでやらせていただきますわい。じゃー早速初クエストに出発じゃーい♪
って超さみぃぃぃぃぃぃぃぃ!!!!!!!!!
防寒着着てくるの忘れたんじゃよおおおおお!!
…仕方ないのでさっさと草引っこ抜いて帰ろう…
雪山草自体は簡単に採取でき、初クエストは楽々クリアできたぞい。しかし出発前にはやはり事前準備が肝要じゃのう。わしの自慢のアフロがカチンコチンになるとこじゃったわい。
依頼主が言うには「ありがとうございます!これで兄の誕生日に雪山草を贈る事ができます。…僕が幼い頃に兄は街に奉公に出てしまって兄の事は殆ど覚えてないのですが、僕が泣いていると兄がどこからか雪山草を採ってきて、僕に手渡してくれた事は今でも鮮明に覚えているんです…」とのことじゃ。嘘じゃ。今わしが適当に妄想してみただけじゃい。だってクエスト完了報告はおばばさんするだけで、後日談とか感謝の言葉とかもらえないんじゃもーん!むきー!
じゃから儂は今後も勝手に妄想するぞい!