言葉のさんぽ道

~気ままに写真とゲームの話題が更新されるはず~

徒然。

最近やっと就業中に日記を書ける時間を確保できるようになり、日々さぼっております。
ダメ社会人です今日和。
そういや最近結構漫画読んでおります。何かから逃避するように読んでおります。いやほんと最近仕事で責められっぱなしで好い加減凹んでるんですよ。しかも俺関係無いしみたいな。前の担当者ですから悪いの!みたいな。こうして人のせいにして(いや本当に自分は直接関係無いんだが)日々生きているわけです。そりゃ逃避したくもなります。
そんな訳で最近読んだ漫画は結構自分好みばかりで嬉しい。「いばらの王」とか「蟲師」とか「空談師」とか。「いばらの王」とか「空談師」とかは結構好み分かれそうな感じだけど、個人的には好き。いばらの王はストーリーを楽しむって感じで、空談師は躍動感を楽しむって感じだろうか。両方とも話の設定はかなり面白いんだけど、空談師はそれを上手く活かしきれてない気がしましたよ。ストーリー上見えてこない部分があまりにも多すぎて、何が何だか解らないというのが正直な感想。一話一話で話が完結してて伏線があって、とかだと想像する楽しみや一回一回に満足するんだけどねえ。そういう意味では「Pluto」とかスゴイと思う。伏線張りまくりの癖に話自体は毎回完結してるし。
まーでもネトゲ世界におけるプレイヤーキャラクターとしての視点から、現実世界の人間的性質が見え隠れする描写はかなり面白い試み。これ読んでて、膨大な量のモンスターを殺さないと成長できないMMORPGにおいて、モンスターが斬られる度に「痛い」とか「殺さないで」とか涙流して命乞いしてきたりしたら、そんなゲーム誰もやらねぇだろうなあとか思った。
逆に、PK(プレイヤーキル)システムのあるゲームで、PKされる側の人間って大抵罵詈雑言をPKに吐くんだろうけど、そこで「痛い・・・苦しい・・・」とか「お願いします殺さないで下さいお願いしますお願いします」とか言うプレイヤーに対し、PKは容赦なく「hehehe」と殺せるんだろうか。
「ゲームの中の話しだし」と言って、それでも殺してアイテムや金を強奪する人は、ゲームと現実を区別できている=まともな人なんだろうか。PKしようとしたけど泣いてすがりつかれたから何か罪悪感感じて止めた人はゲームと現実がごっちゃになってる=やばい人なんだろうか。でもじゃあ痛みを表現しない異形のモンスターには抵抗無く殺戮が可能なんだろうか。
まーそんな徒然としたことを考えさせられた本でしたよ。


個人的にはPKシステム自体は好きなんだけどね。でもPKシステムにより生じるゴタゴタが嫌い。UO時代に出会ったPKは「やあこんばんわ、僕PKなんだけど、金置いて逃げないと火達磨にするぞ♪」と言って俺の横にいたモンスターを消し炭にしたりして結構面白いPKが多かったなあ。ちなみに俺はそんなPKに「代わりにこれをあげます」と言って爆弾投げて速攻ダッシュ逃げしようとしたんだけど捕まって丸裸にされた。でも「これはプレゼントのお礼さ」と言って秘薬と爆弾だけは置いていってくれたナイスガイなPKでした。